1.エアコンの電源コンセントは結構いろいろ
新規に購入したエアコンが100Vの場合でもエアコン専用に配線されているケースが多いので下画像の様にコンセントの形状が異なる場合がある事を承知していなければなりません。別形状のコンセントに変更する際は電気工事屋さんに変更してもらう必要があります。
一番問題になるのが既設のエアコンが100V仕様だったのを200Vタイプに変更するケースです。基本的にそんなケースはこれも電気工事屋さんにお願いするしかありません。(最悪の場合人が死んだり、家が燃えたりすることがあるため)
A.家に200Vが給電されていない場合
1.電力会社に電話してメーターまで配電してもらう様に依頼します。(無料だと思います)
2.電気工事屋さんに電話して、配電盤内の接続変更と200Vエアコンまでの専用配線敷設と専用コンセントを取り付けてもらいます。
配電場所など色々なケースがありますので見積もりしてもらった方がいいです1桁万円程度が一般的ですが…。
B.家に200Vがすでに給電されている場合
1.電気工事屋さんに電話して、配電盤内の接続変更と200Vエアコンまでの専用配線敷設と専用コンセントを取り付けてもらいます。
2.エアコンまでの配線が他の100Vコンセントと共用されていない場合(配電盤からエアコンのコンセントに直通)は配電盤内の回路変更だけで済む場合がありますので作業時間1時間以内で1万円程度で終わると思います。
C.元のエアコンが200Vの場合
1.元のエアコンが200Vでもコンセントが付いていない直付けの場合はこれまた電気工事屋さんにコンセントをつけてもらう必要があります。
2.コンセントがあっても形状が違う場合(タンデム型・エルバー型)も電気工事屋さんにコンセントを変更してもらう必要があります。
新築物件だと今はほとんどエルバー型が採用されていると思います。
下画像は家で設置したパナソニックエアコンの電源プラグ形状です。(設置マニュアルから引用)
スマイルマークで片側涙目の「エルバー型」ですね。
2.アース線は設置した方が良いか?
アース線は200Vであれ100Vであれ室外機の漏電などの際ブレーカーが落ちる事で感電事故などを防ぐための物ですが、過去にプロの業者さんに頼んだにもかかわらず「接地処理」されていないケースがありました。今ではエアコン本体に触ることなく操作できますから感電しませんよね。ですから「アース線は無くても良い」のかもしれませんが、漏電⇒火事は嫌です。私は室外機のボディーアースねじを利用してアースしています。ただDIYで「接地処理」しようとすると太めの電線+銅棒が意外に調達できないんです。既製品が結構廉価なのでまとめて購入して使用しています。