1.いよいよホームテレホン化の配置計画を立てる
〇ホームテレホン化計画
再度全体図を載せますが、その構成について計画します。流れとしては
・NTTの光ルーターの「内線7」に電話交換機(Raspbx)を接続します。
LAN接続ですからLAN内のどこに設置してもOKです。でもLinux系OSは特に稼働中の電源喪失に弱いです(壊れやすい)。ですからUPSから電源を取るような設置方法が絶対いいです。sip電話機は同じくLAN内ならどこでも設置できます。
・sip電話はNTTの光ルーターではなくPiに登録して、そこからNTTの光ルーターの「内線7」につながると言う格好になります。
交換機がasterisk(交換機ソフト)ですから、何十台でも接続できます。
まずPi本体を
ip:192.168.2.253
MAC:xx:xx:xx:xx:xx:xx
Port:5060
ID:0007
Pass:pass0007 とします。(赤字は皆さんの環境により変化します)
NTT光ルーター
電話表示名 新宅部屋 新宅食堂 新宅二階 本宅食堂 本宅二階 本宅洋間 本宅和室 本宅車庫 | 内線番号 10 11 12 13 14 15 16 17 | IPアドレス 192.168.2.10 192.168.2.11 192.168.2.12 192.168.2.13 192.168.2.14 192.168.2.15 192.168.2.16 192.168.2.17 | ポート番号 5060 5060 5060 5060 5060 5060 5060 5060 | ID 10 11 12 13 14 15 16 17 | パスワード pass10 pass10 pass10 pass10 pass10 pass10 pass10 pass10 |
2.PiのMacアドレスを調べる
PiのMacアドレスはテラタームでPiに接続して。
ifconfig eth0
Enterで表示されます。
青字のところを
メモするかコピペする。
root@raspbx:~# ifconfig eth0
eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス xx:xx:xx:xx:xx:xx
inetアドレス:192.168.2.253 ブロードキャスト:192.168.2.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: xx80::xx25:xx9b:xx2:xx1f/64 範囲:リンク
inet6アドレス: 2400:xx26:xx4a:xx00:xx13:xxb:xxb8:xxda/64 範囲:グローバル
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:196227 エラー:0 損失:75521 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:98417 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:38216524 (36.4 MiB) TXバイト:22031227 (21.0 MiB)
3.NTT光ルーターへの登録
NTT光ルーターの電話「7」にPiを登録する準備をします。ブラウザからNTT光ルーターに接続します。
「電話設定」から「内線設定」内線番号7の欄の右側「編集」をクリックします。
内線番号 7
ニックネーム そのままでも良い
端末属性 音声専用端末
MACアドレス XX:XX:XX:XX:XX:XX
ダイジェスト認証 行うにレ
ユーザID 0007
パスワード pass0007
と設定して保存しておきます。Pi側で登録するまでは上の画像のように「登録」にはなりません。