1.セレナのヘッドライトが黄ばんで来た
我が家の愛車セレナですが2回目の車検を終え、ヘッドライトの黄ばみ(曇り)が気になってきました。簡単に黄ばみが取れましたのでご紹介します。
基本的にヘッドライトカバーは昔と違って合成樹脂製ですから、経年変化によってくすんだり、黄ばんだり、すりガラスの様になったりします。磨けば元に戻ります。
すりガラス状に古臭く見える
2.磨くための材料と道具を準備
磨くときは手でやってもいいですが、結構な労力が必要です。
また広範囲を均一に磨きますので、
ある程度の経験がある人以外は電動器具を使って作業
した方がいいです。
準備するものは下記の物があれば十分です。作業時間は20分程度です。
a,養生のためのマスキングテープ
b,電動ドライバー又は電動ホリッシャー
c,スポンジパフ又は布パフ
d,コンパウンド又は金属磨き
ちなみに、
今回は電動ドリル+電動ドリル用スポンジパフ+ピカール
で作業しました。
3.マスキングテープで養生する
電動工具を使用するときは特にやってほしいのが余分なところ(ボディーの塗装など)を研磨してしまわないように注意する事です。マスキングテープを使って画像の様に十分に養生します。
4.電動器具で研磨する際の注意点
手磨きでの作業は別にして電動器具を使って磨く際は次の要点を守りましょう。
・発熱しないように少量の水をかけてから作業します。さもないと摩擦熱でレンズ面が溶けて曇り取りどころでなくなってしまいます。
・コンパウンド等でガシガシ磨いていけば良さそうですが、発熱防止とコンパウンド飛散防止のために低速で作業します。
・パフを均一にかけます。一か所に磨きを集中させてしまうと、光の反射に悪影響が出る場合があります。常にレンズ全体を意識して強く押し付け過ぎないように作業します。
溶剤、アルコール等で拭いて失敗したと言うネット記事を時折見かけます。最初から使うのは論外として、最後の仕上げに使用して曇りがひどくなってしまったと言うケースもあるようです。最後は中性洗剤で水洗いするのが適当だと思います。
5.新車時のような輝き
下の画像を見ていただくと一目瞭然ですが、
汚れの膜が一皮むけた感じ
です。実際その通りなんですが (;^_^A
窓ガラスを磨いたとき車が綺麗になったように感じる事がありますが同様かそれ以上に新車で納車された時の事を思い出しました。メーカーを問わずプラスチックレンズを使っている車すべてに利用できますから是非チャレンジしてみましょう。
最後に私の失敗例をご紹介します。
2台目に父の車もやったげると請け合って、調子に乗って回転数を上げて作業した結果コンパウンド+水の白い液体がボンネット裏や自分の衣服にかなり広範囲に飛び散ってしまいました。おかげでその汚れを取るのに3倍ほど時間がかかってしまいました。くれぐれも低速作業で行きましょうね。