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2.テレビ・スピーカー・ガラスの選択

1.テレビ・スピーカーを選定する

家のユニットバスはノーリツのユパティオシリーズという型で泡ぶろ+自動湯張り+自動風呂洗浄付きのもの(なんでも自動が好き)を設備屋さんに設置してもらい10年以上経ちました。御覧の通り浴槽内に半身浴のための椅子のような部分がありますので、その反対側の壁にテレビを埋め込むことにしました。大きさに関しては皆さんのお宅の風呂のメーカーやサイズは色々だと思いますが目安として次にあげる「1スパン」内に入るようにテレビの大きさを決めましょう。また設置に関しては後で説明しますが脱衣所側から穴をあけて行いました。す。

 我が家のバスタブ

 我が家のお風呂場見取り図

2. 1スパンについて

1スパンは左の写真のオレンジ色の幅です。脚立を立ててユニットバスの点検口から身を乗り出して下の方をライトで照らして見ます。この時ユニットバスの天井に体重をかけないように天井裏の周囲の柱にもたれて覗くようにしてください。あと重心の移動で足元の脚立が倒れないように注意します。合わせて補強材がどのように入っているかも確認します。確認したところ写真左のコーナー部分と白い筋のコーキングの裏(写真では青線部分)部分に幅20mmほどの補強材の鉄鋼アングルが入っています。ユニットバスの強度や、作業の大変さも考えてこの幅に収めるのが無難と判断しました。ちなみに我が家の1スパンは800mmでした。おそらく他メーカーも同じではないかと思います。

 青線部分裏に鉄骨があります

3. 1スパンに入るテレビを選ぶ

ワンスパンが決まったので一般に販売されているテレビで本体外形
(テレビのインチ数ではありません枠も含めた全体の幅です)
の合う製品を探します。目安として左の外形寸法に収まればOKということなので。
kakaku.com
タイプ「液晶テレビ」
サイズ・重量「700~800」
指定して検索をかけると山のように候補が出ます。
また、画面表側にスピーカーなどの突起があると、スマートに収まりませんからその点も注意して選びます。
取り付け場所が場所だけに気軽に交換取り付けできません。素性のはっきりしたメーカーにしておいたほうがいいと思います

 20mmゆとりを持たせました

4.このテレビに決定しました

熟慮の結果
東芝のLED REGZA 32S10 32V型を選ぶことにしました。
値段は3万5千円ACアダプターで電源供給するタイプで前面に異物突起などないタイプです。
場所が場所だけに、もし漏電ということになっても100Vが浴槽にダイレクトに来て感電という最悪なケースは少なめかな?
​スピーカーは下部に向けて放熱も兼ねたブラスチックのメッシュ部分からの出力という構造です。

選択したレグザ

本当はもう1段上の37~41インチを狙ってたんですが

お母さんに「そんなでっかいもんいらん」と一蹴され、

これになりました。
完成後見てみると結果的にこのくらいの大きさで十分と思いました。
図の横から見て厚みが84mmとありますが、スタンドを取り去ると実際に壁にはまり込む部分の厚みは30mm弱でゆとりではめ込むことができます。

 テレビの各寸法

東芝 32V型地上・BS・110度CSデジタル ハイビジョンLED液晶テレビ(別売USB HDD録画対応) LED REGZA 32S10
東芝(TOSHIBA)
¥8,980(2024/04/24 22:10時点)
表示画素数:1366X768, チューナー形状:一体型

5.スピーカーの選定

左写真は先代から使っているマリンスピーカーです風呂用のスピーカーも売ってますが、船用(マリン)がヘビーデユーティーで値段もそこそこで良かろうということで「Boss」というメーカーのMR60W2個セットで7千円ほど。「Boss」と言っても日本の楽器メーカーの「Boss」ではないようです。いつも風呂に入るとシャワーをザーッとかけて洗っています。(放置しておくと青のりみたいのがメッシュ部分に繁殖するので)音質は可もなく不可もなくです。ほんとは「JBL」にしたかったんですが...。(;^_^A
テレビ本体付属のスピーカーに比べるとやはり口径が大きい分低音が強く出ます。テレビの設定で音質調整は高音強めにしたほうがいいです。

6.スピーカーの仕様は

6.5インチ(6.5×2.54=16.51cm)≒16cmのコーン
デュアルコーン(低音用と高音用のラッパがついている)

外径寸法 195mm
穴あけ寸法 139mm
周波数特性 80HZ~20KHZ
出力音圧レベル 90db
インピーダンス 4Ω(オーム)

「水中など、常時水に浸される場所での使用はできません」と注意書きがあります。
あと、もともとテレビについているスピーカーが8オームだったりすると倍の音量で鳴ってしまったりします。でもテレビについているスピーカーのインピーダンスはカタログや仕様には表記されていないですよね。

 16cm4Ωの耐水

7.防水ガラスを発注する

一番大事な防水ガラスの寸法はテレビ本体+フチ部分の寸法となります。フチの部分は30mm取るとすると (防水テープや防水パテが入る部分)
ガラス板の寸法は横795mm×縦498mm 厚みは5mm程度
ネットでガラスのオーダーメイドの便利な自動販売があったので利用してみました。
コーワガラス・カガミ自動販売機

[1] 透明ガラス  縦:498ミリ 横:795ミリ 厚さ:5ミリ 形状:四角形
[2] エッジ処理(角磨き仕上げ) 30円
[3] 高透過ガラス 80円
[4] 強化加工 0円(不要)
[5] 飛散防止フィルム 0円(不要)

発注時点では送料込みで:8,640 円でした。ここから鏡なども注文できるので、その後浴室鏡もここから購入して交換しました。

 白い部分がテレビの穴