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安眠ミニテントを組み立てDIY

1.そもそもなんで安眠テントが必要だったのか

そもそもこんな物を思い立ったのは、私の寝ている場所がカーポートの横に位置しているので粒の大きい雨や冬になるとあられが降ってきたときにガラガラうるさいのをなんとかしたかったのが始まりです。
最初はベッドの頭部分にコンパネを設置して、その内側に吸音材を貼り付けたうえで蝶番か何かでのコンパネを空け閉めして寝る事にしようかなどと思っていました。
ただ、私は腰痛持ちで夜中に寝返りを何度もうっている間に敷布団から足が出たりしますので。ダブルベッドを一人で使っております関係上、構想のコンパネシステムが結構大きなものになってしまうので躊躇していました。
そんなある日、アマゾンで、オッと思うアイテムを発見しました。
その名は「サンシェードテント」商品説明に’安眠グッズ 快眠ドーム’などの表記もあります。

本来ビーチなどで寝そべって、強い日差しから顔部をブロックして快適に寝られるアイテムのようです。持ち運び可能でコンパクトに折りたたんで置いて、ビーチに着いたら袋から出してビョーンと広げて使用出来る(スプリング状の針金が入っている)ようになっています。価格は比較的廉価?

2.コンパネで作らなくてもテントで代用できる

寸法的にも間口700X奥行500X高さ450、サンプル写真のオネェさんの様な感じに使えそうなので、購入しました。ただコンパクトに折り畳めるテント素材ですので結構薄めです。
コンパネを丸鋸で切って蝶番を付けて木ネジで留めてなどの造作が不要になりましたし、何より安価で短時間に構想が実現できます。

3.防音効果を高める

このままでは、カーポートからの雨音は防げませんので、合わせて「吸音材パネル」も購入して防音処理をしました。まあ若干密度の濃いスポンジですワ
こちらの寸法は縦横300X300、頂点の厚みが50でテントの寸法に比べて小さめですが、組み合わせてみると下の画像のようにソコソコのフィット感でした。枚数は両サイド各1枚後部2枚天井部に1枚の合計5枚必要なので6枚入りで1枚あまりになります。

YOPIN 吸音材 30*30*5cm 極厚 ウレタンフォーム 吸音対策 室内装飾 楽器 消音 騒音 防音 吸音パネル 両面テープ付き (0.54㎡(6枚), 黒(ピラミッド形))
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【厚さ増加*高密度】吸音パネルの吸音や遮音効果はスポンジの密度と厚みによって決定されます。スポンジの密度が高いほど、厚いほど吸音や遮音効果が高いです!ほかのと比べると、防音材パネルは厚さ5cm、25㎏/㎥という高密度の極厚スポンジを採用しており、厚手で、高反発で更に防音効率が倍増する。より静かで快適な環境で高音質なサウンドが楽しめます。

背面部の2枚の吸音材パネルは左右各1枚角部をテントの曲面に沿って切断してから2mm程度のステンレス針金で上部を貫通させてからテントの適当な位置に貫通させて危なくないように内側に曲げて置きました。

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軟質(なまし)線のため、柔らかく曲げやすい。

テントの両サイドには予めポケットがついているので(上画像左下にちょっとポケットが見えます)、サクッと装着できます。
天井部分の1枚は背面と両サイドの防音パネルの空間に丁度ホールドされる形でカポッと装填できます。
気になる方は付属の両面テープで貼り込む方法もありますが実用上必要ないと思います。

4.実際の防音効果はどの程度か

防音パネルを使用して外部・内部の音がどの程度緩和されるものか、スマホの着信サウンドを音源にして別のスマホにアプリをインストールして音量測定してみました。

↓テント内に音源を置いて音量測定↓

↓テント外に音源を置いて音量測定↓

どの程度静かなのか比較してみました。平均音量で見るとその差が39dbと49dbで防音テント+吸音材パネルの効果があるようです。
体感的には雨のザーザー音が遠回りして間接的に聞こえる(前部が開口しているので当然?)感じです。

5.安眠テントの効果のほどは

1.顔や首周りが、スースーしないのでエアコンなどの風が当たらず快適。
2.大きめの布団をかぶっていような感じなので顔の周囲の湿度を保てるのでカサカサしない。
3.外部からの光はほぼシャットアウトできる。
4.実験でもわかるようにテント外部・内部(イビキ・歯ぎしり等)からの音を緩衝できる。
以上の条件のおかげかどうかはわかりませんが、夜中に起きてしまう事はグッと減りました。
下手をすると、夜中に2回ほど目が醒めたりしていましたが、今は気がつくと朝6時半頃という感じです。ホントの話!

悪い点は特にありませんが、
強いて挙げれば布団に入るとき若干首を曲げてテントに入る必要があるという点でしょうか? ただ慣れると全く苦にせず床に入れます。
あと、あまりに厚みのある枕を入れると顔とテントの天井部の距離が近くなるので、閉塞感が生まれるかもしれません。

4ヶ月ほど使っていますが冬になって、ちょっと掛け布団を首の上に持ってくるだけで、ホッペタや首・肩から上がホンワカ暖かくて極上の環境になってくれます。暖房器具を使って温めるのとは全然違った快適さです。

DIYと言うより市販のアイテムを簡単に組み合わせただけなので、DIYの腕に自身のない方でも15分もあれば完成できます。興味のある方は奮ってチャレンジしてみてください。

その後、遮音シートというのもアマゾンでみつけました。
どうも吸音・防音というタイプと「遮音」タイプは使途が違うようです。
寸法も厚みを除いて同程度なので、実際テント内への設置は難しくはないでしょう。あとは遮音効果の違いはどの程度かというのが興味があります。
高価なものではありませんが、現在のところ12枚販売なので二の足を踏んでいます。
今後これを装着する機会があったら追記しますネ

YOPIN 遮音シート 厚さ2mm 面密度 約3.5kg/㎡ 手軽サイズ 軽量 軟質 防音シート 防音対策 室内 ピアノ キーボード 防音 防振用品 消音 騒音 縦30cm×横30cm 防音材 (1.08㎡(12枚))
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【厚み2mm】遮音効果が遮音シートの面密度に影響されます。厚みを2mmまで増やして面密度が3.5 kg/㎡に達したことで一般的な防音シートより、防音効果は倍増します。周波数1000Hz時の音響透過損失が23dBという抜群な遮音性能。また、電波障害(無線LANや携帯電話の不通)もありません。