通常のバイスでは幅が狭い時がある
通常のシャコ万力等のバイスではどうしてもクランプする部分の幅に限りがあります。
そこでパイプクランプの登場
パイプクランプは幅広の板などを接着後がっちり圧着したりするときに使用します。長尺のシャコ万力っていう感じです。一般的にパイプクランプを購入してもパイプは付属してきません。
使用用途によってクランプする長さがそれぞれ違うためです。購入する際には使用する管の径の規格が複数ありますので注意しましょう。
一般的に締め付ける側のユニットの穴の内側にはネジが切ってあります。そのネジの規格は水道管に使用されている規格(インチ)がほとんどです。1/2・3/4が多いと思います。
このあたりの規格がCGM単位になれた一般人にはちょっと難しいですよね。
わかり易く解説したWebページが有りましたので紹介しておきます。
パイプの口径と強度と重さの関係は悩ましいところ
私は3/4(日本の水道屋さんは6分ロクブと呼ぶ)のパイプクランプを購入しました。このパイプ径が太ければ締め付ける際にそれだけ強度の高い締め付けができます。管径が細いとたわんでしまいますから。
でも太いとそれだけ重量が増してしまいますので悩ましいところです。水道管はホント重いです。
で、ホームセンターで直径が約27mmの水道管で片側(両側)にネジが切ってあるものを購入してきました。鋼管を買ってきて、自分でネジを切ってもいいのですが、専用工具が必要になります。
大物クランプ時は1セットでは心もとない
1セットでは、大判の板などを広範囲にクランプすることになりますので3セット購入しました。パイプも含めると、そこそこ高いのでセット物を購入するのがいいです。
実際の圧着
こんな感じで幅広の板を接着剤+ダボorコーススレッドで留めてから圧着します。