3年程タオルハンガーを使ってバスマットを掛けてきましたが、普通のバスマットに変えて、コストコの分厚いバスマットを掛けたところ強度不足でアルミダイキャスト製のホルダー部が折れてしまいました。元々タオル用のハンガーですから、ふにゃふにゃして強度不足は感じていました....。
そこで今回採用したのが、高齢者が段差を移動する際にサポートするための「手すり」です。これなら人間の体重もそこそこサポートできる強度なので安心です。更に見た目・価格もけっこういけています。また材質もメタリック系・ウッド系(明・暗)を場所によって使い分けられるのがいいです。
長さは切断して微調整できます。木製の場合はのこぎりでゴシゴシと切っていきますが、金属製の場合はパイブカッターや弓のこで切断すればいいでしょう。(ステンレスなどは階段用手すりになってしまうと思いますが) パッケージの裏に取り付け方法がイラスト入りで記載されていますので安心です。
アーム部金具の裏側からネジ止めされているので止めねじを外します。
取り付け用木ネジの心径を測っておきます。ドリルで下穴を開けるときの目安です。
のこぎりで必要な長さに切断したら、端面からの同じ距離に穴を開けます。切断時はきちんと垂直に斜め切断にならないように気をつけてくださいね。
手すり本体を取り付けるための横胴縁・間柱(石膏ボードの裏にある木製の板)を探ります。私はいつも「どこ太くん」を使って調べます。超音波検出タイプもあるのですが、どうも板の境目がわかりにくいので極細針でグサッグサッと刺して調べるのが安心で自信が持てます。板のある場所に水性マジックペンで印をつけておいて穴を開けたら、雑巾で拭き取ります。取り付け用の木ネジも芯径を測ってから横胴縁の強度的にベストと思われる箇所に下穴を空けます。(あまり板の端部にならないように絶対に下穴は空けてからネジ止めしてくださいね、石膏ボードの裏でネジ止めの際、板が割れてしまってネジが効かないと処置なしです)
一応水準器で水平を確認します。
ゆとりを持ってバスマットを吊り下げられるようになりました。タオルハンガーのときのようにフラフラすることもなくなりました。 あと以前タオルハンガーを取り付けていた穴は爪でグシグシ押して凹凸をなくしてから同色のコーキングで穴埋めしました。