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楽天 ひかりに変えたら

1.楽天ひかりに変える前は

この6月からビッグローブひかりから楽天ひかりに変更しました。

上記の様にビッグローブひかりのスピードなどは特別不足はなかったのですが。

2.楽天ひかりの「1年間無料」

楽天の「1年間無料」の甘美な文字に勝てず...。
楽天ひかりで1年無料の恩恵にあずかるために、楽天モバイルに加入しました。

月々1Gまでなら0円なのでこれにMNPでは無く新規で加入しました。動機は不純です。(^_^;)
で、無事開通して速度を計測すると。

目を疑いました。いってんろくーッて、昔アナログでBBSサイトと通信していたレベルのスピードに近いわぁコレ。

3.楽天ひかりのサポートに聞いてわかったこと

すぐに楽天ひかりのサポートに連絡しました。
丁寧に対応していただきました。
要約すると

IPV6通信できていないから遅いという事でした。

確かにスピード測定(netflix)の下の方にクライアント・サーバーの名称と通信アドレスが表示されています。
IPV4でKUSATU,JP 120.XXX.XXX.XXXと出ています。
原因は前に契約していたBiglobeがIPV6通信設定をそのまま保持しているので楽天ひかりの方でIPV6接続設定できないと言うもの。
昔と違ってインターネット接続は混み合っているのでIPV6通信無しではここまで低速なこともあるとの事でした。
IPV6通信設定は事業者独自では出来ません。

4.Biglobeさんにお願いしていたんですが

IPV6変更はNTTさんに依頼してやって貰わなくてはならないので
スピーディーに事は運びません土日祝祭日を挟んだりすると悲惨です。
このようなトラブルはWebで学習していたので、
こうならないようにbiglobeさんには事前にIPV6通信のトラブルが起きないように間違いなく連絡していたのですが....。
その時のbiglobeさんのサポートの弁では

biglobeを解約して楽天ひかりに変わったと同時にIPV6通信設定も解約となり、問題なく、次のプロバイダーがIPV6通信可能になります。との弁。実はコレ微妙に間違っています

biglobeを解約するとその時点でbiglobeがNTTさんに依頼してIPV6通信設定を不使用にしてもらう手続きをする。

というのがほんとです。
これには平日であっても2日ほどかかるらしいです。祝祭日を挟んだりするとその分後にずれます。
更に楽天ひかり側の設定が完了した段階でIPV6通信不可の場合一週間様子を見て
IPV6通信可能かどうかチェックして可能ならIPV6通信設定をするとのことでした。
楽天ひかりのサポートいわく、このようなトラブルは自社を含めてすべてのプロバイダで言えることらしいです。
そのため楽天ひかりでは解約前にIPV6のみを解約できるようにしているとの事でした。
なお新規開通の日程については、ある程度こちらで指定できますので、
これから新規加入される方は事前に旧プロバイダーのIPV6のみを解約するように旧社のサポートに連絡しておかなければいけません。
(当然IPV6が解約された時点で通信スピードが遅くなる事を覚悟しておかねばなりませんが)
こちらが取るべきベストなやり方は、

事前に旧プロバイダでipv6を解約して2日後あたりに新プロバイダに切り替わるように契約する。というやり方

七面倒臭い流れです。プロバイダ側で逐次IPV6通信設定出来るようにしてもらいたいです。

5.速度がおそすぎる

ただあまりに速度が遅いので、更に楽天サポートに相談しました。
HGWのPPPランプが点灯しているかどうか確認してほしいとのことで見たところ。見事に点灯していました。

コレが点灯しているとIPOE通信できていないので、消灯させてほしいとの事。
HGWの電源を切ってしばらく待ってから、電源を入れることによって「消灯」させることが出来ました。

その状態での通信速度が

1.6Mbよりは改善しましたが、以前のBiglobeに比べると1/10程度の速度です。
Biglobeは「PPP接続」でありながら十分な速度がでていたんですねぇ

その後IPV6が楽天に移り、開通となり、そこそこスピードが出るようになりました。
ただトラフィックが集中する時間帯では100メガbpsまたは120メガbps程度となります。

6.Xpasを導入しました

それにしても、どうもスピード的に納得行かないので、楽天が次世代の通信方式として宣伝している

Xpass(クロスパス)に対応させればいくらか速度アップするのではないかと、
TPlinkのルーターを購入して接続してみましたが劇的な速度の向上には至りませんでした。

現在のところNTTのHGWが楽天Xpass(クロスパス)に対応していませんので、
TPlinkのルーターはその後に接続します。2段ルーターとなりますが楽天ひかりの接続説明通りにしました。

Xpass通信ができているかどうか、確認してみました。

楽天が公表している通信速度実測値で東京・広島では平均約600Mpbs等と書かれていますが、

石川県では経路的?にかなり違いが有るのではないかと思います。
提携先のアルテリアネットワーク(VECTANT)やNTT基地局の帯域割当などもかなり影響していると思います。
楽天ひかりのアンケートだと89%のユーザーが通信速度が「速い」と言う評価が出ていますけど、
どの地域で450人にアンケートを実施したのか疑問に思います。
ちなみにみんなのネット回線速度のデータを見ますと「楽天ひかりは光回線速度ランキングで54番中50位の速度です」と残念なデータが見てとれます。
(こちらは直近3ヶ月に計測された約40000件のデータを参照)

画像に「VECTANT」と言うプロバイダが表示されていますが、コレが本当(インフラ)のプロバイダですネ。
お盆の時期でトラフィックが非常に少ない時期に測定したのが下の画像です。

この時は「HAKUSAN」しいう中継局?につながっていましたがその後「TOKYO」になったり「ICHINOMIYA」になったり、コロコロ変わります。
一番早いと思われる「HAKUSAN」にはめったに繋がりません。

7.ビッグローブ光から楽天光に変えて

どちらにせよビッグローブ光から楽天光に変えて全体的にスピードがダウンした感は否めません。

決定的に差があるのはレイテンシー(通信処理の遅延時間)です。 スピードテストである程度の変動は仕方ないですが、レイテンシーの大きさは致命的だと思います。

biglobeの倍程度遅延しています。 昨今の5G無線通信がレイテンシーゼロらしいですが、有線の光ファイバーでこの値は残念です。

ただyoutubeをみたりプライムビデオを閲覧したりするには、特に不自由なく動作しています。

帯域として50Mbpsあれば一般家庭では何でも出来るらしいです。 早くもなく遅くもなくというのが実際の感覚です。 しかしまあ

運用コストの面を考えると一年無料というのは非常に大きいです。 楽天モバイルと併せて業界に風穴を空けてくれたことは嬉しい限りです。

今回の光契約乗り換え全体を振り返って、 ひかり電話の手続きなど楽天ひかり側ではやってくれませんので、 少し面倒でしたがコスパを考えるとまずまずの結果だと思っています。 最後に

うちの電話はひかり電話で、しかも、SIP電話機を使っています。 Xpass環境で楽天のページに示されているのはアナログ電話機接続の方法です。 sip電話機をどうゆうふうに接続したら良いのか こちらも楽天サポートに相談しましたが回答が得られませんでした。 自分なりに工夫して接続出来ましたので、別記事で説明しますね...。

8.その後の状況

今日は11/19日の18時半に速度測定しました。
いよいよIPv6でも繋がらないようになってきました。
速度もADSL時代に突入しているような...。
ホントにこれでプロバイダとしてベストを尽くしているのか疑問です。まぁタダだから文句は言えませんが
次世代の通信方式Xpassですよ。光ファイバー通信の別世代の通信ですわ...これ。
レイテンシーも更に悪化して来ました。
Blogを書くのも書き込み待ち時間が多くて、もうぎりぎりです。

11/20日曜日朝6時30分

9.一概に遅いとは言えなくなってきた

更にその後ですが、ネットスピード測定サイトによって、かなり違いが出ることがわかりました。

いずれも同じ時間帯に測定したものです。12月28日16時ごろ測定

いつものネットフリックスでの測定値。

NTTのスピードテストの結果

みんなのネット回線速度」でのスピード測定結果

ipv6接続の下り回線は「超速い」になっています。この測定結果には超びっくりしました。

ネットフリックスの測定結果とipoe+ipv4 over ipv6(クロスパス)の測定値が似ています。

ネットフリックスの測定表示はもしかしてこれが表示されているのでしょうか。一概に楽天ひかりが遅いと言えなくなってきました。