新型アラウーノにしましたが
約8年間使用していたパナソニック アラウーノCH1001WSに代わって、新型のS141 XCH1411WSに交換しました。
二代目のアラウーノに入れ替えしたけど、初代のアラウーノが何から何まで自動だったので、納得ずくで廉価版の新型を購入したつもりでしたがどうも寂しいんです。
先代のタイプにあったような便座自動開閉やフットライト、時計や流水音・音楽がなくなってしまいました。(もちろん最上位機種は現在も全部入れですが価格が天文学的に高い)
便座自動開閉やフットライトの機能は常々無くてもいいかなと思っていた機能でしたが、時計や流水音・音楽はあった方がいいと家族からリクエストがありました。やるならそこそこのクオリティーを実現したいところです。と言うことでコスパ重視で今回もDIYしてみました。
１．人を感知して音楽を鳴らす
人を感知して音楽を鳴らす器具は国内トイレメーカーからも発売されていますが。自分のお気に入りの曲や音などを再生できるものが見つかりませんでした。また内蔵スピーカーが貧弱なので、音質もそれなりのようです。そこそこのクオリティーの実現が目標ですから、
・的確に人感センサーで音楽再生のトリガーの役目を果たす事が出来る仕組みがあること。
・USBやsdカードなどに音楽データなどを入れて再生できる仕組みがあること。
・外部に有線or無線で音楽ソースを出力出来る仕組みがあること。
は必須条件です。総合的に考えて選んだのは．．．。
２．トイレ流水音発生器取り付け
取り付けは付属の両面テープで貼り付けるだけでいたって簡単ですが、人を感知して動作する関係上すっぽり障害物で覆ってしまうと動作しません。半透明の湾曲したボタンのような部分がセンサー部分です。かと言ってあまり出しゃばって存在感をアピールしてもらってもどうかと思いますので私は画像の位置に取り付けました。今思えばUSBコネクタの方向を考えて反対画にすればよかった (^_^;)
電源は乾電池でも動作しますがサウンドバーで電源をつなぎますので、こちらもUSB電源で駆動する事にしました。
併せて3.5φのステレオジャックもつなぎますのでそれらの配線が目立たない位置を考えました。
出力音量調整＋－、人感センサー感度＋－、曲の再生・停止ＳWがついています。上部のポッチ２個をプッシュすると本体が両面テープで止めた土台フレームから外せます。
これが本体を外した裏側です。単３乾電池を入れるスペースとマイクロＳＤソケットが見えます。
マイクロＳＤ装填は画像でもあるようにソケットの金属カバーをスライドしてやると蓋が起き上がりますのでマイクロＳＤを置いて蓋を締めてスライドしてもとに戻すと装填完了です。マルチリンガルで丁寧に表記もあるのに、肝心のこのあたりが抜けている。SDスロットの金属カバーをよーく見ると「Lock」の文字が薄く刻印されています。指の爪か付属の「オープナー」で画像の緑矢印方向にスライドすると蓋があきます。この項目が説明書にありませんので参考にして下さい。ちなみに同様の内容を商品レビューにも書き込んでおきました。
３．サウンドバーの取り付け
本当は便器後方の床に置こうと思っていましたが。ほんのちょっとですが隙間が足りませんでした。なので便器蓋の後ろ(便器上)に設置しました。こちらは下から上がってきた配線、usb電源線・再生装置からの音源線を目立つこと無く取り付けできます。
このサウンドバーはbluetooth・AUX接続、充電バッテリー内蔵でなかなかのスグレモノです。
肝心の音ですがトイレに設置しておくにはもったいないクオリティーです。
このスピーカーが届いた日に家内がbluetoothでスマホの音楽再生をしたのですが、このまま自分の部屋に置いて使いたいと申し出があったくらいです (^_^;)
当然センサー内臓の5cmスピーカーとは比較になりませんワ。本体の質感もちゃんとしています。
3.5φステレオミニプラグで接続しました。入力を手動選択することもできますが電源onのときに自動で入力をスキャンしてくれます。
４．MP3ファイルを準備する
再生したい音楽ファイルをSDカードに書き込みますwav・mp3どちらでもいいのですが最終的に容量小さめで音質もそこそこのMP3ファイルを書き込む事にしました。再生機の仕様？で、あまり大量の曲を入れない方がいいようです。私の場合１００曲以上でも問題なく再生できましたがSDカードの性能によっては読み込み時にタイムラグが発生するようです。一流品高速タイプSDカードならOKです。ちなみに私は６０曲入れていますが問題なしです。
・音楽・環境音などの入手先
「フリーBGM音楽素材」で検索するといっぱい出てきますのでダウンロード(できればWAVファイル)して保存していきます。
個人的には「オルゴール音楽素材」が気に入ってます。癒やされる感じがいいです。クラシックや童謡などの楽曲もいいです。
川の流れる音・虫の音・カエルの鳴き声・レトロ列車の走行音・波の音など試してみました。飽きたり気に入らなくなったら書き換えればいいだけです。
・ファイル形式
最終的にはmp3にしますが、wavファイルが後ほど加工しやすいので選択できればwavファイルをダウンロードして下さい。
mp3しか無くてもwavconvでmp3をwavに一括変換できます。
・曲の再生時間
トイレに人が入ると１曲全て再生する仕様ですので１曲の再生時間は用を足す時間を考えて５分程度がいいと思います。
さすがに交響曲第？番ト長調など３０分以上演奏していてもだめではないですが、誰もいないトイレで曲が鳴り続けているのはどうかと思います。
逆に曲が短くても人がいる限りは人感センサーが感知して次の曲を再生してくれます。
好きな曲をいい時間にカットしてフェードアウトしていく方法も試しましたが面倒臭いいのといい感じにならなかったので止めました。
・曲の音量均質化
音量の大きな曲と小さな曲であんまり差があると、ちょっと気を使ってしまいます。
BGMとして使いますのでGaudioで音量を一定にします。こちらも一括変換可能です。
音量均質化ソフトでmp3ファイルの音量ヘッダを書き換えるソフトも使ってみましたが、思ったようになりませんでした。
・PCで書き込み
お気に入りのwavファイルがまとまりましたら、そのままwavでもいいですしmp3に一括変換してmicrosdカードに書き込んで準備完了です。
５．先代に付いていた時計以上の時計をつける
先代のアラウーノにはもう一つリモコンの操作面に付いていた時計がありました。朝のいそがしい時間など安心して用が足せます。
これについても、コスパ重視で以前のトイレに付いていた時計以上の時計をつけました。このアイテムを選ぶに当たり海外製・廉価版などと比較検討し1週間程、悩みました。やっぱり大きさと機能・信頼性重視でした。その分結構お高い。
・電波時計
・日付曜日表示
・温度・湿度表示
・ボタン照明つき
・アラーム付き(※今回使いません)
すごいです。
こちらも両面テープで貼り付けるだけの単4電池4本の電池式です。軽いので両面テープだけでも落下しません。
現在1年以上、時間調整不要で問題なく稼働しています。
このアイテムは本来旅行先などに持っていってアラームセットできる時計ですので、両面テープは付属していません。自分で調達して下さい。
両面テープの貼付け箇所は電池カバーの裏のみです。こうすることで温度・湿度センサーを邪魔すること無く電池交換の際も本体を壁側チョット押し付けながら本体を上にスライドさせることで簡単に電池交換できます。
スヌーズ／ライトボタンを押すと一定時間だけバックライトが発光します。
６．音楽のあるトイレは
音楽があるのと無いのとでは、トイレ環境が大きく変わります。個室で自らをひたすら見つめるのも悪くないですが、長時間では有りませんがホントやすらげる空間が出来上がります。何よりも音がいいので．．．。
今度はギター・ピアノ系のジャズ・ブルースなんかを入れてみようと思います。
あと当然ですがアラウーノ以外のトイレでも同等にやすらげますので音楽のあるトイレに変えてみるのもいいですね。
実際使用した小物類を紹介しておきます。
